LAST UPDATE: 2001/1/10
SUB:米鶴と樽平
月桃です。
表題通り,高畠の米鶴と,川西町の樽平に行って来ました。
朝早く起きるのは辛かったのですが,なんとか起きて同僚との待ち合わせ場所
へ。
風邪っぽくて頭痛がするので厳重装備。
白石まで高速,あとは113号線。
心配していた凍結もなく,1時間半で米鶴に到着。
今日は総勢二十人。老人会のような老婆達や親子連れもいる(^^;
確かにこれでは一般公開が心配になるのも判る。
午前中だったので,蒸米(じょうまい)作業を見られた。
コシキから,蒸し上がった米を出しているところ。
米を食べさせてもらったが,かなり固く,半日くらい茶碗に入れっぱなしにし
ておいたご飯のよう。
これは山田錦。
あとはタンクや麹室を見る。上に登って発酵中のタンクも覗く。
主に901酵母。YK31という山形酵母や1010酵母も使用していた。
醪の試飲で,美山錦や山田錦でそれぞれ日数が違うものを呑み比べ。
日にちが立つほど酸味と甘味がへり,アルコールの味になる。
最後に外の試飲場で試飲と即売。
憂喜多夢がないので何故かと聞いたら,会員店の専売になっているため,即売
所では売れないのだそうな(^^;
今の米鶴のトップブランドだと思うんだけれど。
昨日の弁天が言っていたように,三増酒も作っていて,お土産にはこれをくれ
ました。(^^;
ファミリーカップというワンカップ商品。
うーん,三増酒でいいのか?
もっと良いお酒を配った方がいいと思うけどなあ。
米鶴の特徴は,杜氏がいないことと,女性の作業員が多い事。
普通の蔵は女性はいないのだけれど,ここは半分くらいが女性。
そうしないと人が確保できなかったという事情があるらしい。
1時間で見学終了。早い。
昼飯のあと,樽平へ。
ここは有名なので皆さん知ってますよね。住吉もあります。
事務所に行ったら,日本酒倶楽部の知合いが三人とその連れの人達が。(^^;
釜場を見てびっくり。
今時珍しい,木のコシキで作業している。
日本酒の本で見る,昭和三十年代の酒蔵風景のようだった(爆)
最初は主任(ここも杜氏がいない)が説明してくれたのだが,途中から社長へ。
社長おもしろいけど,かなり無茶苦茶。
ここも麹室には入れないけれど,タンクのところでは上に登って泡を汲んでく
れたり。
珍しく高泡の立った状態。泡傘が出来ていた。
普通泡なし酵母なんだけれど,ここはまだ泡アリ酵母も使っていて,徐々に切
替えているという。
酵母は9号と7号。それと樽平酵母。
タンクによって酵母が違うから,泡を掬った柄杓を混ぜちゃだめだよ,と言い
ながら自分であっちこっちかき回す社長(^^;
いいのか?
醪をすくって飲ませてもらった。
昔ながらの槽(ふね)があったんだけれど,使ってないのか思ったら,実は袋が
入っていて,槽口(ふなくち)から酒が出ていた。
これも飲ませてもらう。
樽平は吉野杉の樽に1週間貯蔵するために,例の独特の木香が付くんだけれど,
それが無いふなくちの方が遥かに旨かった。(^^;
でも社長に言わせると,新しいのは駄目で寝かせないとだめなんだそうな。
で,製品の利き酒を期待してたら,無し。
ワンカップ住吉(こんなものがあったのか)をもらう。
さすがにこれは本醸造。
樽平は特別本醸造以上しか作ってないそうです。
全体に古色蒼然。伝統なんでしょう。
ちょっと気になったのは,主任も社長も白瀧を例にあげていたこと。
奇麗な造りで金賞を取るのが流行っていたが,樽平は全然取れなかったと。
でも,今時,白瀧の上善如水なんて,ネコマタギでしょう(^^;
少々感覚がずれている気がしました。
樽平も昔ほど聞かなくなったのは,そのせい?
ここも早々と見学終わり。
今回の経験を通して,やっぱり小さい蔵の方が見学は面白そうです。
麹室には普通入れないですね。(^^;
また米鶴で聞いた所,土曜は見学者が少ないそうです。
まだまだ週休二日になってないのでしょうか。
狙い目は土曜日の小さい蔵。
(あ,土曜日の実験室みたい(爆))
米鶴は3月26日(日)が蔵公開で,ただで飲めるそうです。
この日だけの限定商品(濁り酒?)も売るそうで,わざわざ買いに来る酒屋も
あるとか。
例年2000人集まるそうです。
車で行くと飲めないのが難点ですが,運転手がいればバッチリ。
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月桃 sannin
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